皆さんは、ミラブルzeroがなぜ「優れた洗浄力」を実現できているのかご存知でしょうか。

その理由の1つは「ウルトラファインバブル」と呼ばれる、目に見えないほど小さな気泡です。

このブログをご覧の方なら耳にしたことがある方も多いかもしれませんね。

ですが、洗浄力の決め手はそれだけじゃないんです！

そこで今回は、その洗浄力の決め手である、ミラブルzeroの構造と特許についてご紹介します！

ウルトラファインバブルはISOで定められた国際標準規格で、人間の眼では見えないほど微小な泡（直径1μm未満の泡）です。

マイクロバブルよりさらに小さく、モノとモノのすき間に入り込む特性のため、さまざまな洗浄に利用されています。

ウルトラファインバブルにはさまざまな特性がありますが、なかでも特徴的なのは「長期安定性（輸送性）」です。

ミリバブル（直径100μm以上の通常の泡）やマイクロバブル（直径100μm未満で1μm（=0.001mm）以上の泡）と異なり、大きな刺激を与えなければ、ほとんど浮上せずに水中に長期間安定的に存在できます。

つまり、普通の泡と異なり、ウルトラファインバブルはシャワーの水流に乗せることができます。

ミラブルzeroをはじめ、ウルトラファインバブルを利用したシャワーヘッドはこの特性を利用しているため、シャワーを浴びるだけでも洗浄効果を得ることができます。

ここまでのお話で気付いた方もいるかもしれません。

ウルトラファインバブルを利用したシャワーヘッドの洗浄力の決め手は、その水流です。

ウルトラファインバブルを発生させるだけでは、洗浄したい部位まで効率的に水流が届かなかったり、滞留して洗浄力を活かせなくなってしまいます。

だからこそ、ミラブルzeroは、ウルトラファインバブルの発生数よりも水流にこだわって作られています。

「口腔モード」とも呼ばれる3本の細いストレート水流で、細かな隙間に入り込めるように、中心部分が空洞になっています。

これによって歯間にもスムーズに水流が届き、ウルトラファインバブルの特性を活かした優れた洗浄力を発揮できます。

「頭皮モード」とも呼ばれる水流で、吐出口ごとに2本の水流を衝突させることでねじれた水流を発生させています。

これによって水流に振動が加わり、髪の表面だけではなく頭皮まで、ウルトラファインバブルの特性をより有効に活用できる水流が届きます。

「洗顔モード」とも呼ばれるミスト水流で、1ヶ所の吐水口あたり1秒間に約2,000回転（1分間に約12万回）の高速うず流を発生させています。

これによって面状に広範囲で水流が届き、ミスト状でありながら水の流れを保てるため、より早く確実に汚れが剥がれ落とせます。

洗浄力と水流の関係性について解説してきましたが、その中でも、トルネードミストの水流は特に注目ポイントです。

トルネードミストは、高速うず流でウルトラファインバブルを生成することに加えて、水流が吐出する際、外気を巻き込む機構により、安定した気泡を発生させます。

これは株式会社サイエンスが特許を取得している独自の技術（特許-6717991）です。

ミラブルzeroと、ウルトラファインバブルシャワー（株式会社サイエンスの旧製品、1ccあたり最大で約1億個以上のウルトラファインバブルを発生させるシャワーヘッドアダプター）を比較すると、ミラブルzeroの方がウルトラファインバブル濃度は低いのにもかかわらず、ウルトラファインバブルシャワーよりも優れた洗浄力を実現します。

ウルトラファインバブルが多ければそれで良いわけではなく、独自の技術によるトルネードミストの水流があるからこそ、ミラブルzeroではウルトラファインバブルの持つ洗浄効果を有効に活用することができます。

今回はミラブルzeroの構造と水流に焦点を当てて解説しました。

ウルトラファインバブルを発生させる多くのシャワーヘッドの中で、ミラブルzeroはどこが違うのか、なぜ優れた洗浄力を実現できるのか。

その秘訣は特許取得の構造と水流にありました。

ミラブルzeroなどのサイエンス製品は、当店のサイエンス製品展示ルームなどでお試しいただけます。

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