2025/07/25 11:55
「水」と一口に言っても、様々な種類がありますよね。
水道水をきれいにする「浄水器」と、高純度な水を作る「純水器」。
名前は似ていますが、その役割と得られる水の性質は大きく異なります。
この記事では、浄水器と純水器の違いを分かりやすく解説し、それぞれのメリット・デメリット、そしてどんな人におすすめなのかをご紹介します。
あなたのライフスタイルや目的に合った「水」を選ぶための参考にしてくださいね!
1.浄水器とは?
まずは私たちの生活に身近な「浄水器」から見ていきましょう。
【浄水器の役割】
浄水器の主な役割は、水道水に含まれる不純物(塩素、カルキ臭、サビ、濁りなど)を除去し、安全性や美味しさなど、主に飲用のためにろ過することです。
【除去される主な不純物】と【除去されないもの(残るもの)】
【浄水器の種類】
蛇口直結型、ポット型、据え置き型、アンダーシンク型、セントラル型など、様々なタイプがあります。
【浄水器がおすすめなのはこんな人!】
- 水道水のカルキ臭が気になる方
- 手軽に美味しい水を飲みたい方
- 料理や飲用として水の安全性が気になる方
- ペットボトル水を買うのが面倒、コストを抑えたい方
- 赤ちゃんのミルク作りに使いたい方(※適切な浄水性能を持つものを選びましょう)
2.純水器とは?
次に「純水器」について見ていきましょう。
【純水器の役割】
純水器の役割は、水に含まれる不純物(塩素、ミネラル、イオン、ウイルス、細菌など)を限りなく除去し、純粋なH2Oに近づけることです。
【除去される主な不純物】
【どうやって作るの?(主な仕組み)】
純水器の多くは「逆浸透膜(RO膜)」という非常に目の細かい膜を使って水をろ過します。RO膜は水分子だけを通し、それ以外の不純物をほとんど通さないため、高純度の水が得られます。
【純水器でできた水の特徴】
- 無味無臭: ミネラル分などが一切含まれないため、ほとんど味がしません。
- 水の跡が残りにくい: 乾いてもミネラル成分が残らないため、水垢ができにくいのが特徴です。
- 導電率が低い: 純水には電気を通しにくい性質があります。
【純水器がおすすめなのはこんな人!】
- 洗車の仕上げに: 水垢を残さずピカピカにしたい方。
- 加湿器やアイロンに: 水垢による機器の故障や汚れを防ぎたい方。
- 医療・研究機関: 実験や分析に高純度の水が必要な場合。
- 精密機器の洗浄: 半導体や電子部品などの洗浄。
- アクアリウム: 水質の管理が非常に重要な場合。
- 自分で化粧水などを作りたい方: 不純物のない水を使用したい場合。
3.浄水器と純水器の決定的な違いまとめ
4.結局、どっちを選ぶべき?
ここまで浄水器と純水器の違いを見てきましたが、どちらを選ぶかは「水の目的」によって決まります。
「毎日の生活で、安全で美味しい水を飲みたい、料理に使いたい!」
→ 迷わず浄水器を選びましょう。手軽に導入でき、日々の暮らしの質が向上します。
「水垢をなくしたい!特定の用途に高純度の水が必要!」
→ 純水器があなたのニーズに応えます。特に洗車の仕上がりや機器のメンテナンスを重視する方には最適です。
まとめ
浄水器と純水器は、どちらも水をきれいにする機械ですが、その目的と除去する不純物の範囲が大きく異なります。
ご自身のライフスタイルや水の利用目的に合わせて、最適な一台を選んで、より快適なウォーターライフを送ってくださいね!
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