2024/02/29 16:03
「家中まるごと浄活水」のキャッチフレーズでご好評いただいている「サイエンスウォーターシステム」。
お住まいの住居の外部に設置して、家の中に届く水道水をまるごと浄活水にしてくれる、株式会社サイエンスの製品です。
サイエンスウォーターシステムがあれば、ミラブルzeroもトルネードスティックなしで残留塩素の低減ができますし、キッチンやお手洗いのウォシュレットなどもまとめて浄活水になり、健康面での不安も抑えられます。
ただ、屋外に設置するため、気温の影響を受けやすいところが気になる方もいるようです。
寒冷地や豪雪地帯など、氷点下の環境でも問題なく機能するのでしょうか。
そこで今回は、寒冷地でのサイエンスウォーターシステムの設置についてまとめていきます!
寒冷地用対策

生産段階から寒冷地での使用を考慮されている製品は「寒冷地仕様」と呼ばれています。
「高い保温性能」「積雪などによる荷重対策」「凍結対策」など、気温の高い地域で使用する製品とは異なる基準で生産された製品を指します。
サイエンスウォーターシステムは寒冷地仕様ではないため、別途、断熱処理や凍結防止対策をします。
上の写真では、凍結防止のため本体に「ヒーターバンド(凍結防止帯)」を巻いています。
ヒーターバンド(凍結防止帯)


ヒーターバンドは、上の写真のようにホームセンターなど市販でも販売されています。
これらを配管に巻き付けて、その上から保温剤などで凍結防止対策を行うことで、寒冷地でもサイエンスウォーターシステムの使用が可能になります。
なお、凍結防止対策には、内部の水温を計測するサーモスタットや発熱帯などがありますので、電源供給(外部コンセントの準備)が必要となります。
サーモスタットで水温を計測して3℃を下回ると発熱、10℃になると停止する仕組みになっています。
また、サーモスタットは消耗品ですので、約5年で交換が必要になる場合があります。
断熱剤


グラスウールなどの断熱材を、サイエンスウォーターシステムの周囲に巻き付けます。
ふたの部分は分離できるように巻き付けるので、フィルター交換にも支障はありません。
※断熱材の厚さは施工地域の気候状況などによって変わります。
施工について
これらの処理で、寒冷地でもサイエンスウォーターシステムを使用することができます。
豪雪地帯などで積雪対策も必要な場合や、設置に適した設備が既にある場合など、実際の施工では必要な処理が変わってきますので、施工費用はケースバイケースとなります。
施工前に現地調査が必要ですので、施工費用や期間などの詳細は現地調査後にご確認ください。
まとめ
寒冷地でも、凍結対策などをすることでサイエンスウォーターシステムを使用できることがわかりました。
昨今話題になりやすい「ウォーターセキュリティ」の観点からも、サイエンスウォーターシステムがあればご家庭の水道水を安心して使用できます。
また、寒冷地ではない場合の設置工程は過去記事「【設置工程紹介】サイエンスウォーターシステムの施工」にてまとめていますので、合わせてご確認ください。
なお、工事には設置可否の調査やお打ち合わせ、メール等でのやり取りが必要となります。ご注文いただく前にまずはメールまたはお電話にてお問合せください。
【お問合せ】
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